ninninpapa’s blog

メンタルを整えていきましょう♪

仕事をしながら治療して、ようやくうつ病が治った6(うつ抜けの1歩)

先日ケガをしました、と書きましたが、実は手の指を複雑骨折して手術しました。
人生初の手術でしたが、ようやく抗うつ剤を卒業できてまもない時期で、なんでこんな時なんだ、と思いながらも、リハビリを頑張りすぎたかもな、と開き直っています。
つい数週間前ですが手術台に載ってきました。
この時ばかりは手術する先生も周りのスタッフも気にかけてくれて、いろいろ声をかけてくれます。
「大丈夫ですか?」
「寒かったら言ってくださいね。」
きっと赤ん坊もこんな気持ちなんだろうな~なんて思いながら麻酔をかけてもらいます。次第に手の感覚が薄れていく中で、ちょっと涙が出そうでした。
あの時職場でもう少し気にかけてもらっていたらうつ病にならなくて済んだのにな、と思いながら。

 

生まれたての赤ん坊でうつ病という話はないですよね。
周りが気にかけてくれて、本人はおなかがすいたり、おむつが気持ち悪かったりしたら、泣いて現状を訴えて面倒を見てくれるお母さん・お父さんたちに伝えます。


成長するにつれてだんだんと自分でできることが増えるから、こういった周りに何かを訴えたりすることも大人になると忘れてしまうのですかね。


(なんだかんだで2時間ほどで手術は無事終わりました。その日の夜まで麻酔は効いていて、不自由な手でお昼過ぎに病院を出て、その日は家でじっとしていました。)


 

今回は年明けの2022年はじめのころを振り返りたいと思います。

仕事はなんとかこなせるようになったものの、休日はサイクリングとかプールで泳ぐ以外は横になってゴロゴロしていた時間が長かったです。
まだ億劫な状態が続いており、正直やる気が起きなかった、といったところです。
でも、何にもしないと暇でしょうがなかったです。


そのころ奥さんが見ていたのがNHKの朝ドラで、カムカムエヴリバディでした。
面白いというので自分も2月ごろからなんとなく見てみましたが、視聴するにつれてドラマの最初の方も見てみたくなり、U-Nextの30日無料とNHKオンデマンドを申し込んでみました。


週末を中心に1日10話ぐらいは見ていたと思います。3月の週末、自分の生活はカムカムエヴリバディが中心でした。
何かに夢中になるのが治癒につながっていのか、治ってきて何かに夢中になるのか、正直いうと順番はわかりませんが、生活はちょっとずつ充実感が出てきました。

このころは、サインバルタ(デュロキセチン)をMAXの1日60mg飲んでましたが、次第に減薬を意識してきました。
一度、減薬の許可が降りてチャレンジしたのもこの時期です。
結果的に一度目はうまくいかなかったのですが、先生には「いつか薬を飲まなくてもよくなる日は来ますから大丈夫です。」と声をかけてもらってちょっと励まされました。

 

GW明けに2回目の減薬許可が降りるのですが今日はここまでにしたいと思います。次回は、春先からGWあたりの生活を振り返っていきたいと思います。久々に頭を空っぽにできた体験がありました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

PS. U-NEXTは申し込んでから30日無料でしたが、NHKオンデマンドは毎月いくらという換算でしたので、月またぎするともう1月分請求されますのでご注意ください。