ninninpapa’s blog

メンタルを整えていきましょう♪

仕事をしながら治療して、ようやくうつ病が治った5(仕事の変化)

最近ようやく冷静に自分がなぜうつ病になったのか、振り返ることができるようになりました。
新規事業を立ち上げようと5年ほど前に新しい部署に配属されて、当時はサービスのコンセプトから、仕組みづくりまでを手掛け始めていたと思います。

新規サービスの立ち上げプロジェクトにかかわる人もそれなりにいて、多いときは7~8人はいたと思います。
なかなか面白そうなプロジェクトで仕事にものめりこんでいき、毎日夢中でした。このプロジェクトを成功させて、キャリアをアップしたい、そんな思いも当時は抱いていたと思います。


サービス立ち上げ当初はタイミングとかもあったのでしょうが、運よくお客さんがすぐにつきました。このペースで顧客を増やしていけば数年後にはもっと大きなサービスになっているだろうな、と思い描きながらの仕事でした。


ただ、その後はお客さんの増えるペースもさほど伸びずに1年が過ぎていきました。2年目に大きな商談が舞い込み、当時でもチームとしては4~5人かかわっていたと思います。提案書を作成しながら顧客にプレゼンして、なんとか受注へ結びつけようと動いてました。コンペでしたが、残念なことにライバル企業に負けて、その案件自体は終わってしまいました。


3年目になってまた大きな転機がありました。ビジネスを引っ張っていた上司がいきなり退職したことです。中心人物がいなくなり、それでもサービスの成功を夢描いていた自分は、必至でサービス維持に努めていました。周りの協力も浅はかになってきたのもこのころです。


次第に周囲もサービスの拡販に協力してくれなくなり(というか明らかに嫌がらせじみた非協力な振る舞いをとある営業から受けていたこともあり)、そのまま一人でサービス自体を抱え込んでしまうことになっていきました。新し上司は新規事業自体の理解やサービス拡大といったことには疎く、相談しても特に明確な返事もなく、次第に相談もしなくなっていったと思います。


そんなわけで2年程ほぼ1人でサービスの維持をしていましたが、2021年のはじめに次第に眠れなくなっていき、ついにうつ病を発症したという次第です。


 

前置きが長くなりましたが、今日は2021年末に寛解してから年明けの仕事の変化について振り返りたいと思います。
うつ病発症の当初は、会社の産業医にも相談して、産業医経由で会社にも報告していました。ただ、産業医の先生がいまいち合わず、相談していても途中で話を打ち切ったりして、自分も産業医の先生との面談をしなくなっていきました。
もちろん2021年の中頃からいまお世話になっている病院の先生のところへの通院は続けていました。
こういった経緯から会社の方も特に気にする様子もなくなり、年明けに新規部署への異動が言い渡されました。さすがに治療中の身だったので、現状はよくなっているもののまだ治療中です、みたいな話をして、組織上は新部署でしたが、引き続き携わっていた仕事もやっていく、みたいな話で調整してもらいました。


治療中の状態で新部署とはまた無茶な話だと思いながら、結果的にはこの2022年に回復まで至った要因だったのかな、と感じてます。


以前携わっていた仕事をこなしているときは落ち着いていて、新しい仕事を開拓しながら気持ちのバランスを保っていたと思います。次第に新しい仕事を創っていきながら、また、4月には人員の増強もあり、ちょっとづつですが仕事への自信が回復していきました。
2022年の後半には新部署での仕事もだいぶ形になってきて、それとともにメンタルの方もだいぶ安定していき、旧部署の仕事も引き継ぎしつつ、サポート的に入ることにしました。

今日はだいぶ仕事の話に偏ってしまいましたが、今一番心がけていることは、

  • プロジェクトを進めるときは常にチームや周囲を意識して足並みをそろえながら進める

ということです。
これにより、孤独感を感じずに、周囲との信頼しあえる間柄を築けて、メンタルには非常によいな、と思うようになりました。


ここまで読んでいただきありがとうございました。次回こそは、休みの日にTVドラマに夢中になって症状が安定していった話を書きたいと思います。

 

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