ninninpapa’s blog

メンタルを整えていきましょう♪

仕事をしながら治療して、ようやくうつ病が治った9(日々のルーティン)

3年ぶりの平穏なお正月を迎えています。
おととしはなんかそわそわしてました。一人で仕事を抱え込んで、

そのまま突っ走っていたけど、結果がそんなに出ずもがいていて、どうすればいいんだ、などと思っていたと思います。


そして昨年はうつ病真っ只中で寛解しました、と言われたもののイマイチ実感がわかずにいた頃です。

 

家族で近所の初詣に行って、ちょっと資格のお勉強をして、箱根駅伝のTVを眺めながら記事を書いています。

 


 

さて、2022年の5月以降にふたたび減薬してみましょう、という話になって、ちょっとうれしかったです。
その後の夏を迎えるまでは実はあんまり記憶に残っていることが少ないです。
毎日が淡々としていた、といった言葉が当てはまると思います。
5週間ごとに10mgづつサインバルタ(デュロキセチン)を減らしていってました。10mg減薬して2週間後に通院して、問題なければ3週間後にまた通院して10mg減らす、といったサイクルでした。

 

平日は朝6時半には起床して20分~30分かからないくらい散歩して、ご飯を食べて、資格の勉強を1時間ぐらいこなして、9時前には在宅勤務を開始する、といったルーティンをしていました。


昼ごはんのときにまた30分ぐらい近所を散歩してから昼飯を食べる、そして午後の勤務をして、6時か6時半ぐらいには上がって近所のスポーツセンターで軽くランニングをする、といった習慣がありました。

 

休日はソフトボールの練習があるとそちらに参加して汗を流し、午後は比較的ゆっくり過ごして掃除をしたり、夕方は行きつけの焼き鳥屋さんで焼き鳥を買いに行ったり、していたと思います。


時間があれば川沿いのサイクリングロードをサイクリングしたり、スポーツクラブで水泳の練習会があるときは泳ぎに行ってました。

夜はご飯食べてから少し時間があるので、アマゾンプライムでキングダムとか、弱虫ペダルなんかのアニメを見ていたと思います。


今まで見ていなかったけど面白そうなアニメを探して割と夢中になってました。
うつ病になって一時はTVも見れませんでしたが、

このころはTVに入り込むこともできるくらいにはなってました。

(なので、2021年の東京オリンピックはあんまり記憶がありません。TVを見ているようで見れていなかった頃です。)

 

とにかく劇的によくなる、というよりは日々ちょっとづつ回復していくのが病気の特徴と思われますので、この日々のルーティンはある意味、病気の治療の延長線上の生活の仕方としては効き目があったのかな、と今でも感じています。

 

ここからは全くの私見ですがうつ病の回復過程で脳の中で起こっていることを想像してみたいと思います。


抗うつ剤は、自分の場合はSNRIを利用しました。
まず脳の中のセトロニン、ノルアドレナリンの濃度を一時的に増やすことで、ある意味で脳をだまして、もう治ったかのように見せかけている状態を作ります。
セトロニン、ノルアドレナリンの濃度が増えると、脳の中で知的活動が再開できますので、日々できなかったことが徐々に回復してできるようになってきます。


日々の生活が安定してきて、睡眠の質が安定してくるとそこではじめて脳が回復してくるのかな、と思います。
毎日の活動量が増えると日中のセロトニンの量も安定して増えて、
その結果、夜はメラトニンの量が増えて、睡眠の質が上がってきます。
睡眠のときに脳の掃除が行われて、うつ病状態からの回復ができてくる、といったことが起きている、と想像してます。

うつ病のメカニズムが解明されていない今日ですが、
実際に経験して感じたことは、
抗うつ剤が脳の回復の手助けをしてくれて、
実際に回復するのが脳の回復力なのかな、と想像してます。
(これは私見ですので医学的な根拠は今のところないです。)

 

脳の回復力を引き出す状態にどうやって持っていくのか、
これが治療の1つのポイントではないかと思ってます。
お医者さんは薬でそのきっかけを作ってくれて、
毎日の生活や日々の通院で脳が回復していく過程を全体として作ってくれているのかな、と感じている今日この頃です。

 

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
次回は減薬折り返しの30mgあたりから振り返ってみたいと思います。